ネット世代人口が多くなり、商品やサービスを売れば必ず口コミやレビューがつく時代となりました。
- 飲食店なら「食べログ」や「ぐるなび」など
- 美容室やマッサージサロンなら「エキテン」や「ホットペッパー」など
- ネットショッピングなら「アマゾン」や「楽天」など
インターネットで商品やお店を検索すると、おびただしい数の口コミやレビューが投稿されています。
口コミは商品やサービスを実際に利用した消費者の感想であり評価です。
ですから、ビジネスでは口コミの影響力は大きいと言われています。
実際、どれくらい重要なのでしょうか?
結論から言えば、超重要です。
いまや、世の中の人は必ずといって良いほどネットの口コミを参考にて、購買をするかどうかを決めています。
今回、総務省の統計データから、その理由を解説していきます。
ネットの口コミやレビューはどうして重要なのか?【統計データから解説】
口コミの重要性を調べるにあたって、総務省のポータルサイトに掲載されているアンケート結果を参考にしました。
»総務省ポータルサイト
アンケート結果からわかることをまとめると次のとおり。
- 世の中の60%の人が、物を買うときに口コミ・レビューを参考にする
- 口コミの数や情報量で信頼性が決まる
- 世の中の80%の人が、口コミ・レビューを見て物を買ったことがある
それぞれについて説明していきます。
1.世の中の60%の人が口コミ・レビューを参考にする
まず最初に、人々がどれほど口コミを参考にして物を買っているか?
調べてみると、60%以上の人が口コミやレビューを参考にしています。
»参考:第1部 特集 IoT・ビッグデータ・AI~ネットワークとデータが創造する新たな価値~
総務省のレポートによれば「(インターネットショッピングの際に)レビューをどの程度参考にするか?」という市場アンケートに対して、「参考にしている」と答えた人は実に全体の60%を超えています。
年代が低いほど「かなり参考にしている」割合が高く、20~30代の若者ほどレビューを参考にしている度合いが高いことがわかります。
半分以上の人が口コミ・レビューを参考にするとなると、これだけで口コミがよく見られているということがわかりますね。
口コミの数や情報量で信頼性が決まる
では、みんなは口コミのどのへんを参考にしているのでしょうか?
「レビューを読む際に主に重視する点」というアンケートでは、どの年代も「情報の信頼度(一定数の人が実体験に基づき評価をしているか)」の割合が最も高くなります。
そして「情報量が多いこと」や「最近の情報が含まれていること」も続いて高い割合になっています。
»参考:第1部 特集 IoT・ビッグデータ・AI~ネットワークとデータが創造する新たな価値~
- 口コミが実体験から書かれているか
- 口コミの数
- 口コミの情報量
上記が、世の中の人が重要視しているポイントです。
逆を言えば、口コミやレビューの数が少ないこと=信頼度されにくいととらえることができてしまいます。
2.世の中の80%以上の人が、口コミを見て商品の購入を決める
ズバリ、世の中どれだけたくさんの人が口コミで購買を決めるのか?
一番大事なデータです。
「レビューを読んだことで購入する商品を決定した経験があるかどうか」というアンケートでは、80%以上の人がそのような経験があると答えています。
»参考:第1部 特集 IoT・ビッグデータ・AI~ネットワークとデータが創造する新たな価値~
回数を問わなければ、約8割の人が口コミ・レビューを見て購入をしています。
【結論】口コミ・レビューは影響力があり、とても重要
以上から、口コミ・レビューが重要な理由がわかったかと思います。
ここに挙げたデータは、あくまで平成28年度のものなので、いまなら口コミの影響力はもっと高まっていると想像できます。
商品やサービスの売れ行きは、この口コミに左右されてしまうといっても過言ではないかもしれません。
- ネットの口コミの評価が良い →どんどん売れる
- ネットの口コミの数が多い →消費者が信用してくれる
- ネットの口コミの評価が悪い →思うように売れない。
- ネットの口コミの数が少ない →消費者が信用しない。
まとめてしまうと、こうなります。
ビジネスを営むあなたの商品やサービスは、大丈夫でしょうか?
口コミやレビューが良い評価で埋め尽くされていれば、消費者にとって人気の証拠。当然あなたのお店は繁盛しているはずですね。
逆に、悪い評価があったり口コミが少なければ、、、おそらく新しいお客さんの取りこぼしがあるでしょう。
今回はここまでとなります。
この記事を読んだ方で、もしビジネス周りの口コミに不安をお持ちの方がいるならば、ぜひ一度ご相談ください。
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